【文法】外国人に「な形容詞」を教える方法

Stage1
「い形容詞」より「な形容詞」を先に教える理由

文法構造シラバスの教科書などで「名詞→い形容詞→な形容詞」の順で教える場合が散見されますが、ゼロスタート学習者の立場に立って考えてみると、「い形容詞」よりも「な形容詞」を先に学習したほうが圧倒的に負担が軽いはずです。「い形容詞」の否定形は「◯◯くない」であるのに対し、「な形容詞」は「◯◯じゃない」となります。これは、既習の名詞と同形であるため、復習も兼ねつつ新しい文法へとスムーズに進めることができるからです。

名詞」と「な形容詞」の違い 

  • 名詞を修飾する場合、名詞は◯◯N、な形容詞は◯◯Nになる。
  • とても学生だ」とは言えないのに対し、「とても有名だ」は使える。
スライド導入

はじめに、上に提示したスライドを使い、イラスト中心で「な形容詞」の導入を行います。 難しい説明などは必要ありません。スライドは意図的にシンプルにしてあります。 

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単語で発音練習

50個の「な形容詞」のうち、10個の単語をフラッシュカードで導入します。

説明 単語は既にきいろレベルで習得しているため、きれいな発音で単語が言えるように練習します。

名詞を修飾する形

名詞を修飾する練習をします。 例)有名な人 元気な犬

な形容詞の「ですます形」
  • 非過去➡︎肯定:ナAです  否定:ナAじゃないです
  • 過去 ➡︎肯定:ナAでした 否定:ナAじゃなかったです
な形容詞の「普通形」
  • 非過去➡︎肯定:ナAだ   否定:ナAじゃない
  • 過去 ➡︎肯定:ナAだった 否定 :ナAじゃなかった

「同じなN?」「普通なN?」

  • 同じな:「同じN」ではなく、「同じN」になる。
  • 例)同じ服(○)同じな服(×)
  • 普通な:「普通なN」より「普通のN」の方が多く使用されている。
  • 例)普通の人(○)普通な人(△)
な形容詞board

オレンジレベルテストで使用するため、board の内容と位置を確認します。

もう一度確認する
ナA+ナA+N

「プラス+プラス」「マイナス+マイナス」のルール

プラス評価の「な形容詞」の後にはマイナス評価のことばはつなげられない。

  • ×ここは安全でうるさいところです。:プラス評価+マイナス評価 
  • ○ここは危険でうるさいところです。:マイナス評価+マイナス評価 
  • ○ここは安全ですが、うるさいところです。:「が」を使う
ナAになる(変化)

変化を表す「ナAになる」の練習です。「有名になる、元気になる」などが言えるようになります。

カードを使ったトレーニング

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